グルカン

主にキノコの成分として含まれており、水に溶けず、水分を吸収して膨れる不溶性食物繊維のひとつである。グルカンは、不溶性食物繊維としての共通の働きをもっており、それらは腸を刺激して便秘や肥満を予防・改善する、腸内の有用菌群を増やして腸内環境を整える、腸内の有害物質の排出を促して大腸がんなどを予防するといったものがある。
グルカンの作用で特に注目されるのは制ガン作用で、免疫をつかさどるマイクロファージ、T細胞、B細胞、キラー細胞などの細胞を活性化し、制ガン作用を持つインターフェロンなどを作る働きがあることが明らかになっている。
パン酵母に含まれるイーストグルカンにも同様の抗腫瘍活性が認められている。



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更新日: 2010/07/05

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